
「あれ、なんかこの前入れた時と味が違う!?」なんてことありませんか?
実はコーヒー豆にも鮮度があり、刻一刻と変化しています。
魚の脂がノル時期があるように、開封したワインに期限があるように、コーヒーにも美味しく飲める時期があります。
1年くらい持つとか思ってたりしてませんでしたか?
ちょっっとまっっった〜、そのコーヒー豆酸化してますよ!
「コーヒー豆は鮮度が命」これ合言葉です!
「芸能人は歯が命」って昔流行りましたよね。僕は小さい頃に象の滑り台で前歯を強打して歯が1本死んでます。だから笑うとき歯をじっと見られるのは苦手です。ここで僕の芸能人への夢は絶たれましたとさ。
コーヒー豆の鮮度
1、賞味期限はいつまで?
コーヒー豆の賞味期限は焙煎してから豆の状態で2週間以内です。
時間が経つと、香りが弱くなっていき、嫌な酸味・苦味が強くなっていきます。
ちなみに、コーヒーの酸味には良い酸味と悪い酸味があります。時間が経って強くなる嫌な酸味は酸化した酸味です。こちらのページでも酸味について詳しく載せています→『コーヒーの良い酸味と嫌な酸味の違い』
2、じゃあ焼き立てが美味いのか?
実はそれも違います!
焙煎したての豆は大量にガスを含んでいます。なので、焙煎後すぐ抽出すると、とてもガスっぽくなって味がボケてしまい、コーヒー豆本来の味を楽しめません。
美味しいのは焙煎してから2〜4日ほど寝かしてからです。
3、鮮度チェックの仕方
一番簡単なのは、実際に煎ってる人に聞いてみて下さい。
コーヒー豆の袋に焙煎日を書くところも増えました。(うちもそうしています)
それ以外の方法は
「お湯をかけた時ムクムク膨らむ」
これで判断できます。ガスがまだ豆に残ってたらそれは新鮮な証です。
勘違いしてる人も多いのですが、ドリップをした時に膨らむのは技術の問題ではありません!!鮮度の問題です!!!
ドリップの技術はこちらで盗んでください→「ドリップの方法」
コーヒー豆の保存方法
コーヒー豆の鮮度を脅かす天敵は
高温・多湿・酸素・光
これらから守ってあげなければなりません。
その為に次の3つを押さえておきましょう!
1、必ず豆の状態で小まめに購入
まずはグラインダー(コーヒーミル)を買って下さい。
お店で挽いてもらわずに飲む直前に挽くようにしましょう。
挽いてしまうと外敵に触れる表面積が圧倒的に増えるので、豆の状態で保存しましょう!
ちなみに粉の状態にしてしまうと、2〜3日で劣化の味が出てき始めます。
そして、小まめに購入しましょう。2週間以内に使い切れる量で、その都度買うようにして下さい。
ベストは1週間に1回買う程度です。
2、冷暗所で密閉保管しよう
ジメジメしてなくて暗くて涼しいところがいいです。
夏場はどうしても30℃を越えるので、そんな場所が無い時は、冷凍庫をオススメします。
そして完全密閉容器で保存をすること!
コーヒー豆専用のキャニスターもありますし、ホームセンターなどで売ってるジップロックでもいいです。
3、使い切れない時は冷凍庫
使い切れる量を買うことが一番ですが、どうしても2週間以内に使い切れないということもあるかもしれません。
そんな時は、それが分かった時点でなるべく早く冷凍保存にうつりましょう!
冷凍にすることで、劣化スピードを遅らせることができます。
そんな場合の注意点も、密閉保存をすること!
コーヒー豆は臭いを吸収するので、冷凍庫の臭いが移らないようにしましょう。
※劣化した豆は冷凍しても手遅れです。
冷凍した豆は、そのまますぐ使ってもらって大丈夫です。
まとめ
- 鮮度は2週間以内、飲み頃は2〜4日くらい寝かせてから
- 豆の状態で小まめに購入→週1回ペースがベスト
- 冷暗所で密閉保存
美味しいコーヒーの為に、新鮮なコーヒー豆を選んで、正しい保存方法で鮮度を守ることが大事です。
用法用量を守って正しくお使いください♪
コーヒー豆の選び方は「こちら」を参考にどうぞ!
コーヒーを通した学びのコミュニティ「Coffee Community frank」も覗いてみてね→https://coffeestandfrank.com/college/