
コーヒー豆の品種は二種類!
お米に”インディカ米”や”ジャポニカ米”など品種があるように
コーヒー豆にも品種があり、流通しているコーヒー豆では、大きく分けて下記の二種類あります。
- アラビカ種
- カネフォラ種(ロブスタ種)
簡単に説明すると
- アラビカ種
栽培するのに条件が厳しく、耐病性も低い上に一度に収穫出来る量も少ないのですが、香りが華やかで、コーヒーの風味も良く、高品種と言われています。
コーヒー屋さんで使用している豆はほとんどアラビカ種です。
- カネフォラ種(ロブスタ種)
アラビカ種とは対照的で、栽培しやすく、耐病性も高く、一度に収穫出来る量も多いのですが、苦味が強く渋味もあり、比較的安価で取り引きされます。
主にインスタントコーヒーや缶コーヒーに使用されています。
二種類だけ?キリマンジャロやコナコーヒーは?
“キリマンジャロ”や”ハワイコナ”、”ブルーマウンテン”など、よく耳にするコーヒー豆ですが
今あげた三種類は全てアラビカ種の仲間なんです。
またまたお米に例えますが”コシヒカリ”や”あきたこまち”、”ササニシキ”なども全て”ジャポニカ米”の派生系のように、
アラビカ種の派生系がたくさん存在します。
今でも無数に品種改良が行われており、その一部をまとめましたので、品種をもっと知りたい!というマニアックな人はこちらへ→コーヒー豆の品種をもっと知りたい(マニアック編)
じゃあカネフォラ種はどこで使用されてるの?
カネフォラ種は市販のインスタントコーヒーや、缶コーヒーに使われている以外に、麦茶のような苦味や深いコクを活かし、ブレンドにもっとパンチを効かせたい時に脇役として使われたりします。
またイタリアやフランスなどのエスプレッソに多く使用され、アラビカ種よりも約2倍の量のカフェインが含まれています。
品種が違えば味はどう変わる?
品種の違いによって味わいはもちろん変わります。
(こちらの記事で詳しくまとめてます→コーヒーの品種をもっと知りたい!)
ただし焙煎度合や精製方法などでも大きく変わるため
一概には言えませんが、一つの選択肢として覚えておくと良いかもしれません。
(※焙煎度合について詳しくは後日こちらにまとめます→焙煎度合のページ)
(※精製方法について詳しくはこちら→コーヒー豆の精製方法4タイプの違いとそれぞれの風味)
これからはコーヒー豆の名称だけではなく、品種にも着目して飲んでみると自分の好きな品種が見つかるかもしれません。
それでは良いコーヒーライフを!!
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