
アイスコーヒーの作り方には、大きく分けて2つアプローチの仕方があります。
そのうちの急冷式の入れ方について詳しくご紹介いたします。
普段からホットコーヒーを入れる方であれば、今すぐにでも実践できますので試してみてください。
確認しておきたいこと
急冷式でアイスコーヒーを作る為には、まずホットコーヒーの作り方を知っておく必要があります。
と言いますのも、急冷式ではホットコーヒーを作ってから、それを氷で一気に冷やすという方法をとるためです。
まだホットコーヒーの入れ方が分からないという方は、それぞれの抽出器具での入れ方を確認しておいてください。
特に今回は、ハンドドリップでの急冷式アイスコーヒーの作り方を主にご紹介するので、時間のない方はまずはハンドドリップだけでも確認しておいて下さいね。
また、アイスコーヒーの豆をどれにしようか迷っている方は「アイスコーヒーにおすすめの豆」を参考にどうぞ。
ドリップでアイスコーヒーを作ってみよう
ドリップに限らず、急冷式で作る時のポイントは
濃く抽出して、氷で一気に冷やす
です。
よく、「アイスコーヒーを作ってみたけど薄いor物足りない」と悩んでいる声を耳にしますが、これはこのポイントをしっかり押さえてないからなんですね。
では濃く抽出するとは、どれくらい濃くしたらいいのかということですが、濃度としてはホットの時と比べて2倍の濃さを推奨します。
理由は、ホットコーヒーを一気に冷やしてアイスコーヒーにするためには、ほぼ同等の氷の量を必要とするためです。つまり、急冷すると濃さが半分に薄まるということです。なので予め2倍濃く抽出しておくんですね。
では、どうやって2倍濃く抽出するかというと、使用する豆の量をホットの時より1.5〜2倍多く使用します。好みによって調整してください。
例えば僕の場合ですと、
1杯分のアイスコーヒーをオリジナルの深煎りCACAOブレンドで作る時は、25gで120ccをホットで抽出し、急冷して240ccのアイスコーヒーを作ります。
(通常、120ccのホットコーヒーを作る時は豆の量を15g使います)
また、急冷することによって、コーヒーの風味がアイスにしてもギュッと凝縮されるのです!
予め氷をセットして直接ドリップするのはどうなの?
この方法の方が急冷できると思いますし、実際にこれでアイスコーヒーをドリップで作っている方も多いと思います。僕も豆の種類によっては、氷に直接ドリップする方法を使います。
何が違うかというと、非常に微妙なのですが、味・風味のまとまり方が違います。
先にホットを作ってから、急冷する方が味がまとまって感じます。
逆に氷に直接ドリップをすると、さっぱりした感じになります。
気になる方は試しにやってみてください。
まとめ
今回はドリップでのアイスコーヒーの作り方をご紹介しましたが、フレンチプレスやエアロプレスにおいても、急冷式でアイスコーヒーを作る時のポイントは同じです。
濃く抽出して、氷で一気に冷やす
これを踏まえて、色んな抽出器具でアイスコーヒーを作ってみてください。
それらの他にも、水出しコーヒーのように低温長時間抽出でもアイスコーヒーを作れますので「水出しでアイスコーヒーを作ってみよう」を参考にしてみてください!
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