
「ラテアートって初心者でもできるようになるんですか?」
最近は家庭用のエスプレッソマシンを買って、カプチーノやカフェラテを楽しむ人も増えてきました。
「でも何からしたらいいのか、どうやって練習するのか、分からない。」
そこで、ラテアートのやり方とコツを掴んでもらうための練習方法を順を追ってまとめてみました。
気になるページを自分の段階に合わせて参考にしてみてください。
それでもなかなかできないという方は僕が徹底的にしごきます→「ラテアートセミナー案内」必ずできるようになります!
ラテアートとは
そもそもラテアートというのはなんでしょうか?
「ラテ」+「アート」なのですが、簡単に言うとホットのカフェラテにアートを施したものを言います。
例えば、
などのようなものですね。この他にも様々なアートがあります。「ラテアート 画像」で検索してみてください。
ラテアートには大きく分けて次の2タイプあります。
- フリーポア
- エッチング
フリーポア
こちらは、これから解説していくラテアートのことで、エスプレッソの入ったカップに、スチームしたミルクをピッチャーから注ぐだけで出来上がるアートのことを言います。
例えば、ハート、チューリップ、リーフなどがこれにあたります。
エッチング
こちらは、ピックやスプーンなどを使って、絵を描いていく方法を言います。
例えば、猫やうさぎなどのキャラクターなどをこの方法で描いています。3Dラテアートもこれにあたりますね。
ラテアートを練習する為に必要な道具
それでは、いざラテアートに挑戦する為に必要なものをご紹介します。
- エスプレッソマシン
- グラインダー
- ミルクピッチャー
- マグカップ
- コーヒー豆
- 牛乳
エスプレッソマシン
エスプレッソマシンはピンからキリまであるので予算と相談して決めて下さい。家庭用のデロンギでもできます。
ただ、家庭用はパワーが弱いので、連続で練習するには向いてなかったり、味が劣ったりはします。
ちなみにfrankで使ってるエスプレッソマシンは「ラ・マルゾッコ FB-80」です
家庭用のものですと、デロンギが有名で「DeLonghiエスプレッソ・カプチーノメーカー」などがあったりします。
グラインダー
グラインダーはエスプレッソ用(極細挽き)が出来るものを用意する必要があります。
もちろんエスプレッソ専用のグラインダーがあるに越したことはないですが、お値段もそこそこするので、家庭で使うには少々贅沢です。
そこで、家庭でエスプレッソ〜ドリップ〜フレンチプレスまでまかなえる優れものがボダム社から出てる「bodum BISTRO 」です。
ミルクピッチャー
ミルクピッチャーもいろいろあります。サイズが12ozと20ozのどちらかですが、家庭で使用するようなエスプレッソマシンではパワー不足で使いづらいかもしれないんで12ozをオススメします。
もしまだお持ちでなければ、テフロン加工の「TIAMO コーティング ミルクピッチャー 」がオススメです。
マグカップ
サイズは6oz〜8ozぐらいが適量です。好みのサイズで選びましょう。
形は底がズンドウよりも、丸くなっているものがやりやすいです。
マグカップに関しては、好みになるんでそこまで神経質にならなくてもいいと思います。
コーヒー豆と牛乳
ラテアートがやりやすい豆は深煎りの豆になるのですが、古くなければ好みの豆で大丈夫です。せっかくなんで美味しいものを作りましょう!
好みの豆の選び方はこちらを参考にしてください→「コーヒー豆の選び方」
ただ、コーヒー豆に関しては鮮度の管理に気をつけましょう!
「コーヒー豆の鮮度と保存」は一度しっかりと目を通しておいて下さい。
牛乳は乳脂肪分が3.5%以上の無調整でいきましょう。こちらも好みで大丈夫です。
ちなみに、低脂肪や無脂肪牛乳、豆乳だと難しいです。
ラテアートに至るまでの練習手順
ラテアートはスポーツに似てます。僕は学生時代バスケットをしていたので、例えると、
「バスケットが大好きです。」
スラムダンクの主人公桜木花道は、色んな基礎練習を経て短期間に著しい成長を遂げます。その中で色んな基礎練習のシーンがあるのですが、20000本打ったシュート合宿のシーンが印象的です。そう「左手は添えるだけ」という名言が生まれたところです。
そこで彼は、まずシュートフォームの矯正を命じられます。肘を開かずまっすぐに、膝を使って下半身から、左手は添えるだけ、、、
そしてそのフォームを意識した上で20000本ものシュートを打ちまくるわけです。
話が逸れましたが、普段やらない動作を正しく身に付ける為には、意識的に反復練習を繰り返し身体に馴染ませる訓練が必要です。
ラテアートに関しても、同じことが言えます
(もちろん、左手は添えるだけではないですし、膝は使いませんがね。ラテアートセミナーでは20000本練習はしませんがそれぐらい何杯も何杯も作る練習をしてもらってます)
ではラテアートにおける矯正方法とは、
- エスプレッソの抽出
- ミルクのスチーム
- 動画でイメトレ
- 水で仮想ラテアート
- 反復練習
以上のような流れです。それではもう少し細かく見ていきましょう。
エスプレッソの抽出
エスプレッソはたった少しの量ですが、奥が深い飲み物です。もちろん抽出に関しても奥が深いです。
美味しいエスプレッソをちゃんと抽出できることが、ラテアートの第一歩です。
エスプレッソの落とし方が分からないという方は「エスプレッソ抽出の仕方」を参考に練習しましょう。
ミルクのスチーム
次に大事なのがミルクのスチームです。
僕がこれまでラテアートのセミナーをしてきた中で、ここを疎かにしたり、つまずいたりする人がものすごく多いです。
もう一度言います。
ミルクスチームが不安定な人がもすごく多いです。
ラテアート完成度に影響が出るのでしっかりと身につけましょう!
ゴールはフォームの量をコントロール出来ることと滑らかさです。
もし自信が無い人は「ミルクスチームの方法」を参考に練習しましょう。
イメトレと水トレ
ここまできたらラテアートの5割はできたも同然。逆に、これまでの2つの段階をクリアできないと、先に進めません。
さて次のステップは、上手い人の真似をすること!
動画や直接何度も見てイメージトレーニングをします。
これホントに凄い大事で、セミナー受けてる人にも必ずイメトレするように宿題を出します。それだけでも全然違います。
イメトレして良いイメージが出来たら、今度はそれを実際に水で注ぐ練習をして身体に馴染ませていきましょう。水をコーヒーとミルクに見立てて、ひたすら注ぎます!これぞ水トレです!
反復練習しよう!
ここまできたら、実際にどんどん作って行きましょう。そうです、それこそ20000本ならぬ20000カップ作るぐらいの気持ちです。
「ハート」「リーフ」ラテアートの作り方
ラテアートの中でもスタンダードな「ハート」と「リーフ」の動画と描き方のコツを載せてます。イメトレにも使えるので以下参考にどうぞ!
ラテアート「ハート」
詳しい解説はこちら→「ハートの作り方のコツ」
ラテアート「リーフ」
詳しい解説はこちら→「リーフのコツ」
この2つがラテアートの基本になりますので、まずはこの2つをマスターして色んなアートに挑戦して行きましょう!
質も量もまとめてシゴいて欲しい方は連絡してください→「ひたすらラテアート」
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