
「カフェの開業にはどれくらいの資金が必要か?」が分かったら、
そのための資金を調達しなければいけません。
僕がどのようにして600万かき集めたかと賢い調達の仕方をご紹介します。
お金を調達する方法は大きく分けて3つあります。
- 自己資金
- 借りる
- 募る
まずはそれぞれの方法をご紹介していきます。
自己資金
まず一番はこれですね。
カフェをやりたいと思っているならば、コツコツと貯金をしている人もいるでしょう。
僕の場合は、コーヒー屋をやろうと思ってからオープンするまで3年程ありましたが、その間貯めれたお金は150万だけでした。
その間に、車もバイクも売り、マウンテンバイク生活に切り替えてもこの額です。
オープンするまでに、コーヒーに対してだいぶ投資してたので結構使いました。
まあ、ここはそんなノウハウ的なことはありません。
働きながらコツコツ貯めていくか、お金に変えれそうなものは売るか、などがここでの方法になります。
もちろん自己資金で全てまかなえればそれに越したことはありませんが、なかなかそうもいきません。
なので次の「借りる」と合わせ技を使うのが、一般的です。
借りる
さてここです。ここはある程度、準備が必要です。
借りる相手によってメリット・デメリットがあります。
- 公的機関
- 消費者金融
- 知人、親族
公的機関
まず一番オススメするのは断然ここです。
公的機関とは主に2つ
- 国民生活金融公庫(国金)
- 信用保証協会を通じて
僕はこの国民生活金融公庫に250万借りました。
この二つに関しては、検索してもらえれば詳しく情報を載せてるので、
僕から一つ伝えておきたいことは、早めに手を打っておけということです。
絶対に借りれるぐらいの職歴があるとか、担保があるとか、連帯保証人がいるとかであればモーマンタイですが、、、
いやいや裸で飛び込むぜって人は、
さすがに自己資金という服は身にまとっておきましょう!
それが、こいつは本気で開業しようとしているんだなという信用になります。
「早めに手を打つことで、信用を作っていきます」
これが本当に大事です。
最低でも1年ほどかけて信用を作っていきましょう。
具体的には
- コツコツ通帳にお金を貯めた実績を作る
- 支払いは滞らせない
- 事業計画書を詰めておく
- 商工会議所に出向く
などがあります。
特に上の2つは重要です。
消費者金融
融資と言って頭に浮かぶのがこれかもしれんね。
よくCMやってますから、アコ◯とかプ◯ミスとか、、、、
これはオススメしません。というが絶対にやめた方がいいです。
理由は半端なく金利が高いからです。
公的機関で借りると利息が2〜3%ですが、消費者金融は10〜15%と約5倍あります。
例えば、僕だったら国金で250万借りて、5年返済にしてるので、
月々250万÷60回≒42000円(これを元金返済分といいます)
とプラス、利息として5000円ほど払う必要があります。言ったらこれは、貸してくれた側(国金)へ支払ってるわけです。
つまり月々約47000円返済してます。
しかし、もしこれが消費者金融だった場合は、単純に利息が25000円ほどで、月々67000円返済するということです。
なんだ、月2万多いだけかって?いやいやこの2万はだいぶ大きいですよ。
だって、これを5年間続けたら、2万×60回=120万
公的機関だったら払う必要のなかった120万を払うことになりますからね!
それでも消費者金融で借りる人が多いのは、公的機関に比べて借りやすいからです。
確かに今すぐお金が欲しい人や信用が無い人にとっては喉から手が出るほど。
だからこそ、無駄なお金を払わなくて済むように「早めに手を打ちましょう!」ということです。
知人・親族
公的機関で借りれない場合は、ここが救いの手となります。
どんなに親しい仲でも、お金の貸し借りは避けた方がいいという意見もごもっともだと思いますが、
僕はちゃんと返せば良いと思ってるので、友人や先輩15人くらいにお願いしまくって200万ほど借りました。
まあでも、できたら借りないで済む方がいいですよ。
なので「自己資金+公的機関融資」がベストです。
募る
最後にご紹介するのがこれです。
この表現が正しいのかわかりませんが、自己資金でもなく借金でもない方法です。
クラウドファンディングと言った方が分かりやすいかもしれませんね。
不特定多数(クラウド)から資金調達する(ファンディング)ということです。
これも「クラウドファンディング」で検索すると詳しいサイトが出てくるのでググってみてください。
確かにこの方法だと、リスクも少なそうだし、宣伝効果もありそうなんですが、
そもそもお金を出したくなるような企画でないと中々達成されません。
アメリカでは一般的になってるそうですが、日本はこれからかな?といった感じです。
今後の動向に注目ですね。
まとめ
さてここまでいくつか資金調達の方法をお伝えしましたが、どうでしょうか?
「コツコツ行こうぜ」→自己資金
「賢く行こうぜ」→自己資金+借りる
「企画力で勝負」→クラウドファンディング
こんなところでしょうか?
これからカフェを始めたいという方は以上のことを踏まえながら、準備頑張ってくださいね!
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