エスプレッソの調整とは
エスプレッソを淹れる上で必ず欠かせないのが調整です。
エスプレッソスキル①で説明したように、エスプレッソは条件を変えるだけで大幅に味が変化します。それを自分でコントロールすることが大事です。
正しいアプローチを覚え、引き出しを増やすことで、エスプレッソを上手く抽出出来ます。
このセミナーではエスプレッソの調整をする上での変化を実際に体験します。
メッシュを変えるとこう変わる。焙煎日が違うとこうなる。
など自分の舌で感じてもらいます。
主に下記の6工程を行います。
- メッシュの変化
- 粉量の変化
- 焙煎日の違う豆の変化
- 温度の変化
- 豆を変えての変化
- 全てを踏まえての変化(気温や湿度の変化も含む)
*ワンポイント*
エスプレッソを調整する上で大事なことは
ハンドドリップの時と同じですがゴールを明確にし、それに向けて正しいアプローチをすることです。
そのためにたくさん引き出しを持ち、自由にコントロール出来るようにしましょう。
ーMEMOー
エスプレッソの調整(メッシュ編)
#1
コーヒー粉: g
タンピングの力加減:
挽き目:
抽出時間:
抽出量:
感想:
#2
コーヒー粉: g
タンピングの力加減:
挽き目:
抽出時間:
抽出量:
感想:
#3
コーヒー粉: g
タンピングの力加減:
挽き目:
抽出時間:
抽出量:
感想:
〜メッシュを変化してみて〜
*ワンポイント*
メッシュを変えることで大きく味は変化します。
細かくすると粉と粉の間に隙間がなくなり、粉全体にお湯が浸透しやすくなります。
粗くすると粉と粉の間に隙間ができ、粉全体にお湯が浸透しにくくなります。
細かくするとどうなるか、粗くするとどうなるかを理解しましょう。
ーMEMOー
エスプレッソの調整(粉量編)
#1
コーヒー粉: g
タンピングの力加減:
挽き目:
抽出時間:
抽出量:
感想:
#2
コーヒー粉: g
タンピングの力加減:
挽き目:
抽出時間:
抽出量:
感想:
#3
コーヒー粉: g
タンピングの力加減:
挽き目:
抽出時間:
抽出量:
感想:
〜粉量を変化してみて〜
*ワンポイント*
粉量を増やすことでコーヒー豆の味を最大限に活かすことが出来ますが増やしすぎるとエスプレッソマシンに設置できなくなります。
ーMEMOー
エスプレッソの調整(エイジング編)
#1
焙煎日:
コーヒー粉: g
タンピングの力加減:
挽き目:
抽出時間:
抽出量:
感想:
#2
焙煎日:
コーヒー粉: g
タンピングの力加減:
挽き目:
抽出時間:
抽出量:
感想:
#3
焙煎日:
コーヒー粉: g
タンピングの力加減:
挽き目:
抽出時間:
抽出量:
感想:
〜焙煎日違う豆を調整してみて〜
*ワンポイント*
コーヒー豆を焙煎することで、コーヒー豆に炭酸ガスを含みます。
その炭酸ガスの抜け具合が鍵になります。
何日目が良いとは一概に言えませんが、一番大事なことはしっかりと豆を管理することです。
ーMEMOー
エスプレッソの調整(抽出温度編)
#1
焙煎日:
抽出温度:
コーヒー粉: g
タンピングの力加減:
挽き目:
抽出時間:
抽出量:
感想:
#2
焙煎日:
抽出温度:
コーヒー粉: g
タンピングの力加減:
挽き目:
抽出時間:
抽出量:
感想:
#3
焙煎日:
抽出温度:
コーヒー粉: g
タンピングの力加減:
挽き目:
抽出時間:
抽出量:
感想:
〜抽出温度を変化してみて〜
*ワンポイント*
何回も連続で抽出したり、時間をおいてから抽出したりすることで抽出温度は変化します。
ーMEMOー
エスプレッソの調整(違う豆編)
#1
焙煎日:
抽出温度:
コーヒー粉: g
タンピングの力加減:
挽き目:
抽出時間:
抽出量:
感想:
#2
焙煎日:
抽出温度:
コーヒー粉: g
タンピングの力加減:
挽き目:
抽出時間:
抽出量:
感想:
#3
焙煎日:
抽出温度:
コーヒー粉: g
タンピングの力加減:
挽き目:
抽出時間:
抽出量:
感想:
〜豆を変えてみて〜
*ワンポイント*
豆を変えたり、焙煎を変えたりすることで調整は変わってきます。
焙煎が浅いと豆の水分値が高くて重くなり
焙煎が深いと豆の水分値が少なくて軽くなります。
ーMEMOー
エスプレッソの調整(まとめ編)
今まではどれかの条件を固定して調整してきましたが
この回では全て自分で条件を自由に変えて調整してもらいます。
別紙の調整記録に記入して、与えられた豆を調整してください。
*調整する上でのヒント
一つ条件を変えるとそれ以外の条件も必然的に変わる場合があります。
なのでどれかを固定して調整すると調整しやすくなります。
*ワンポイント*
また気温や湿度で味は変化します。
7月と12月では調整が変わります。もっと言うと午前と午後でも調整は変わります。
その為に、コーヒー豆と長い時間向き合うことが大事です。
まずはしっかりとコーヒー豆を管理して、酸化させないこと。
そして微妙な変化にも気づきながら、大事に育ててあげてください。
ーMEMOー